札幌市内の路上で、面識のない男性を殴り肋骨を折る大けがを負わせたとして、札幌市手稲区富丘に住む23歳の内装工の男が傷害の疑いで逮捕されました。

 警察は、あおり運転をめぐるトラブルが原因とみて調べています。

 男は4月21日午後11時半ごろ、札幌市北区北21条西4丁目の路上で、市内に住む26歳の会社員の男性の顔面を殴り、地面に転倒させるなどし、肋骨を折る大けがを負わせた疑いがもたれています。

 警察によりますと、被害者の男性は、男からあおり運転されたのちに暴行を受けていて、事件後、自ら警察署を訪れて「あおり運転したものに顔面を殴られた」と被害を申告しました。

 警察が捜査を進めて男を特定、6月16日に逮捕しました。

 調べに対し男は「押しただけで殴ってはいません」と容疑を否認しているということです。

 警察は、あおり運転の詳しい状況や、暴行に至った経緯、余罪がないかについても調べを進める方針です。

北海道文化放送
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