メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳、水原一平元被告が出頭し収監されました。
連邦刑務所局によると16日、水原一平元被告は、アメリカ東部ペンシルベニア州の連邦政府の刑務所に収監されたということです。
水原元被告は、大谷選手の銀行口座から不正に送金をした銀行詐欺罪と過少に納税申告をした罪で、4年9カ月の禁錮刑が言い渡されています。
裁判では、水原元被告側は家族や知人との面会を理由にカリフォルニア州南部の刑務所を希望していましたが、ペンシルバニア州の刑務所に収監されたということです。
身体への危険の恐れがあるため、ドジャースファンの多い地域への収監が見送られたものとみられます。
出頭期限は当初は3月でしたが、水原元被告側の要請で2回延期されています。
延期の理由については公開されていません。
水原元被告は、大谷選手への賠償金として約1700万ドル、日本円にして約25億円の支払いなどが命じられているほか、出所後は日本に強制送還される可能性が高いとみられています。
収監された刑務所は警備レベルの低い知能犯などが収監される男性用刑務所で、約970人が収監されているということです。
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