藤崎台県営野球場や県立総合体育館など県有スポーツ施設の整備方針について、
県議会で質問が相次いでいます。木村知事は有識者による検討会議に対し、予定よりも早く意見の集約を行うよう打診したことを明らかにしました。
老朽化などが問題となってる県有スポーツ施設の整備について県は去年、有識者による検討会議を設置し整備の方向性を議論。
今年度中に提言を受け来年度中に木村知事が方向性を示すとしていました。
しかし前回の検討会議では、県民の期待値が高くスケジュールを前倒しするよう求める意見が上がりました。
6月6日に開会した県議会、一般質問では16日までに複数の県議が県の方向性を早く示すよう質しました。
【南部隼平県議】
「いつまでも県がボールを持ったままではスピード感のなさが目立つのではないか。
一定の方向性が示されてしかるべき」
16日も2人の県議が取り上げたスポーツ施設の整備方針について木村知事は。
【木村知事】
「これまでの検討会議での議論において論点整理も進んできていると認識している。
そろそろ検討会議としての意見を取りまとめる時期に来ているのではないかと打診した」
木村知事はこのように述べ、検討会議の意見集約を早めるよう打診したと明らかにしました。
検討会議の提言時期が早まれば来年度中としていた県としての方向性を示す時期も
前倒しとなる可能性があります。住永栄一郎県議は、新たなアリーナ建設が必要とした上で次のように締めくくりました。
【無所属・住永栄一郎県議】
「知事、2025年、できれば今年決めましょう。みんなの願いをかなえてください」