プロ野球、千葉ロッテマリーンズには山陰出身の2人の選手が今シーズン1軍に定着し、活躍しています。
米子市出身、山本大斗選手と出雲市出身、高野脩汰投手です。
単独インタビューで躍進の秘訣を探ります。
米子市出身、山本大斗選手。
千葉ロッテマリーンズ 山本大斗選手:
「僕のハッスルプレーを見てほしい」
出雲市出身、高野脩汰投手。
千葉ロッテマリーンズ 高野脩汰投手:
「ダイナミックな投げ方が特長なのでそこに注目して欲しい」
山陰出身の2人のプロ野球選手の魅力に迫ります。
千葉ロッテマリーンズの本拠地、ZOZOマリンスタジアム。
ナイターでの試合前、室内練習場で山本選手と高野投手も軽く汗を流します。
開星高校(当時)山本大斗選手:
「プロ野球選手になるのが夢だったので、どんな形であれプロ野球の世界に入れたことが一番うれしい」
山本選手は2020年、育成ドラフト3位で松江市の開星高校からロッテに入団。
2021年、支配下登録を勝ち取ると、秘めた長打力がみるみる開花。
今シーズン、ついに1軍に定着しました。
千葉ロッテマリーンズ・山本大斗選手:
「今年初めて1軍にずっと帯同して、試合も出せてもらっているが、自分が思い描いてた今シーズン途中の結果よりかは納得してないかな」
厳しい自己評価ですが、6月に入ってからはチームの花形・4番を任されるまでに成長しました。
その4番初打席でホームラン。
千葉ロッテマリーンズ・山本大斗選手:
「4番でも特に変わらず打席に入ったんですけど、4番らしい結果が出て良かったなと」
一発で期待にこたえました。
ロッテ打線の中心としての自覚が芽生えています。
千葉ロッテマリーンズ・山本大斗選手:
「4番は勝ちも決めることもできるし、4番が打たないと負けちゃうってこともあるんで、そこはしっかり自分でも意識して、毎試合集中してやってます」
パワーが最大の魅力で、大斗という名前からついたあだ名は「ダイナマイト」さらなる「爆発」を誓います。
千葉ロッテマリーンズ・山本大斗選手:
「もっとチームを勝たせるような活躍できるように、毎日全力で頑張りたいと思います。ホームランは15本が目標です」
そしてもう一人…。
千葉ロッテマリーンズ・山本大斗選手:
「僕はチェスって呼んでます」
千葉ロッテマリーンズ・高野脩汰投手:
「呼び捨てで」
胸を倒して投げるチェスト投法というダイナミックな投げ方からついたあだ名は「チェス」。出雲市出身の高野脩汰投手です。
出雲商業高校を卒業後、関西大学、社会人・日本通運を経て、2022年、ロッテに入団。愛されるキャラクターは当時からでした。
ドラフト直後のインタビューで…。
Qロッテへのイメージは?
高野脩汰投手(当時):
「お菓子、コアラのマーチとかっすかね?あ…野球の話ですか?」
しかし、投げるときには表情が一変!
3年目となる今シーズン、ロングリリーフを中心に1軍投手陣の戦力として貢献しています。
千葉ロッテマリーンズ・高野脩汰投手:
「防御率2点台は悪くはないとは思ってるんですけど、やっぱ0で帰ってくることを1番に思ってやっているので、これからも投げていって、その数字を下げていければいいなと思ってます」
高野投手といえば、シーズン前、同郷の偉大な先輩、和田毅さんの自主トレに参加。
和田毅さん:
「これからはもう、高野が島根の星になるんで」
「ネクスト和田毅」として覚醒を期待されていました。
その和田さんからの指導が今シーズンの飛躍につながっています。
千葉ロッテマリーンズ・高野脩汰投手:
「アップから投げるまでのところでの腹圧の使い方の練習方法など、色々教えてもらって、そこが自分の中ではしっくり来ているというか、ためになってます」
1軍に定着し、チームを支える存在に成長した2人。
最後に「オレのココを見ロッテ!」というアピールポイントを聞きました。
千葉ロッテマリーンズ・山本大斗選手:
「僕は気合です。バッティングも守備も気合いの入ったプレイ見せようと思ってるんで、僕の気合いの入ったプレイを是非見てもらいたいです」
千葉ロッテマリーンズ・高野脩汰投手:
「チェスト投法です。ダイナミックな投げ方が自分の特徴だと思ってるんで、そこに是非注目して欲しいです。ありがとうございます」
球団広報:
「最悪、高野カットで良いんで」
千葉ロッテマリーンズ・高野脩汰投手:
えぐいって!全カットはえぐいって!!