J3の鹿児島ユナイテッドFCは14日、ホームでヴァンラーレ八戸と対戦。
終盤に猛攻を見せましたが、1対1の引き分けに終わりました。
ホームで4位の八戸を迎え撃った、紺のユニホームの鹿児島ユナイテッド。
雨にもかかわらず、スタジアムには3500人近いファン・サポーターが集まりました。
リーグトップの得点数を誇るユナイテッドは、序盤、セットプレーから相手ゴールに迫ります。
前半9分、ショートコーナーから相馬のヘディングシュート!
しかし、惜しくもバーの上。
ユナイテッドは19分にもコーナーキックのチャンス。
ここもショートコーナーで変化をつけると、吉尾のクロスに福田!
福田の今シーズン4ゴール目でユナイテッドが先制します。
しかし、43分、フリーキックから失点し、1対1で前半を終えます。
後半に入り、ユナイテッドは選手を入れ替えながら攻勢に出ます。
34分にはアンジェロッティ!
その直後には米澤のシュート!
途中出場の選手が果敢にゴールを狙います。
試合終了間際には圓道のクロスに田中が合わせますが、勝ち越しゴールはならず。
終盤の猛攻もわずかに及ばなかったユナイテッド。
1対1の引き分けでホーム連勝はなりませんでした。
先制ゴール・福田望久斗選手
「きょうの試合も勝てるゲームだったので、しっかり(失点を)ゼロに抑えて、前の選手はもっと点に絡んでいかないと、この先勝っていくのは難しいと思うので、点に絡んでアシストやゴールを狙っていきたい」
では、順位表です。
ユナイテッドは勝ち点27で順位は変わらず5位となっています。
では、こちらのコーナーに参りましょう!
「実況アナが選ぶ!ユナイテッドセレクション」です。
14日のホーム戦、Jリーグ公式映像の実況は私、上片平が担当しました。
そこで最も印象に残ったプレーはこちらです。
前半19分(実況:上片平アナウンサー)
「先ほどはショートコーナーで変化をつけたコーナーキック。ここもショートコーナーを使っていきます。吉尾、ファーサイド、頭で決めた~!」
ユナイテッド、先制のシーンです。
14日の試合、特に前半のコーナーキックでユナイテッドは、このように近くの選手を使うショートコーナーを多用してきました。
その理由について試合後、アシストをした吉尾選手に聞いてみると・・・
吉尾虹樹選手
「ショートは(相手が)出てこないという分析があったので」「デザインされたコーナーというのは狙いとしてあったので練習通り結果につながって良かった」
しっかりと相手を分析した上での戦術だったことを明かしてくれました。
このように相手の特徴を分析ししっかりと対策したことが先制ゴールに繋がりました
ユナイテッド次の試合はアウェーです。
6月21日松本山雅FCと対戦します。