G7=主要7カ国首脳会議が16日に開幕するのを前に、現地では日本の石破総理大臣など各国の首脳らが続々と到着していて、当局が厳重な警備を敷いています。
カナダ政府は今回のG7サミットに合わせ、各国からの代表団合わせて2000人ほどが現地を訪れると見込んでいます。
現地当局は最大級の安全対策措置を取るとして数千人を動員、サミットの会場周辺では立ち入り制限を実施して警備にあたっています。
一方、会場から最も近い主要都市のカルガリーでは15日、中東情勢に対するG7首脳の対応や、トランプ政権への抗議デモも行われています。
参加者からは、トランプ氏がカナダを「51番目の州」になるべきと発言したことについて、「プーチンがウクライナを併合したように、トランプにカナダを併合させることは絶対に許さない」と怒りの声を挙げる人もいました。
G7開催中には各地で抗議デモが行われる見通しです。