福島県福島市で明治時代から現代までに撮影された鉄道写真の展覧会が今月14日から開かれている。
「故郷ふくしまの鉄道写真展」の会場には、愛好家で構成された「路面電車を偲ぶ会」の会員が撮影した写真など約110点が集結。明治時代に街中を走っていた路面電車や、今は廃線となった貴重な車両の写真のほか、当時の乗車券や阿武隈急行鉄道をイメージした模型なども展示されている。
「路面電車を偲ぶ会」の安齋武代表は「福島は、明治時代から様々な電車が街中を走っていて生活に欠かせない足となっていた。車窓から見えるモモの木や田んぼなど、福島ならではの街並みなど懐かしい景色を通して鉄道のロマンを感じてほしい」と話していた。
この写真展は今月17日まで「コラッセふくしま1階」で開かれている。