行方不明者の捜索や事件の捜査などに協力する「嘱託警察犬」の競技会が6月13日、岩手県盛岡市で開かれました。
「嘱託警察犬」は普段、一般の家庭や民間の訓練所で飼育されていて、警察からの要請で犯罪の捜査などに協力します。
13日は嘱託警察犬18頭と候補犬3頭の合わせて21頭が参加し、3つの競技が行われました。
このうち、不審者が潜むテントを探す競技では、臭いを感知し不審者の存在を知らせていました。
県警察本部鑑識課 一條公貴次長
「昼夜を問わない犯人の追跡や行方不明者の捜索など、警察活動に多大な貢献をいただき大変感謝している」
2025年、県内の嘱託警察犬の出動は、5月末時点で10件あったということです。