およそ2000人が犠牲となった静岡空襲からまもなく80年です。静岡市では15日、犠牲者を悼み戦争を後世に伝える「追悼のつどい」が開かれました。
静岡市では1945年6月19日夜から20日未明にかけてアメリカ軍が焼夷弾を落とし、およそ2000人が犠牲となりました。
追悼のつどいには市民15人が参加し、犠牲者の名簿の前で黙とうと献花を行った後、空襲の体験者がその思いを語った映像に耳を傾けました。
参加した静岡市民(77)「後の世代の人たちも戦争に関心をもって2度と同じことを繰り返さないように考えを持ってもらいたいと思った」
静岡平和資料センター顧問 浅見幸也さん「この80年は何だったのかということを私たち市民1人1人が考える大事な年だというふうに思っています」
主催した静岡平和資料センターは戦争の悲惨さを後世に伝えていくために、今後もこうした行事を続けていく考えです。