7月の参院選を前に、立候補を表明している立憲民主党・新人の鎌田聡さんが6月14日に総決起集会を開きました。一方、参政党・新人の山口誠太郎さんは事務所開きを行い、選挙に向け動き出しています。

熊本市中央区で開かれた総決起集会には、立憲民主党県連所属の県議や野党の県組織の代表などおよそ550人が集まりました。

集会には党本部の泉健太前代表が駆けつけ、現在の物価高に対して石破政権は無策だと批判し「自民党が国会議員の議席を独占する熊本の現状を、この参院選で変えよう」と呼びかけました。

そして参院選へ立候補を表明している立憲民主党・新人の鎌田聡さんも、県民の多様な声を国に届けたいと訴えました。

【立憲・新 鎌田聡氏(60)】
「国会にはこの熊本県からおかしいという声を上げる議員がいない。だからその役割を私が担っていきたい」

その後、鎌田さんは泉前代表と街頭に出て、「熊本を変えよう」などと呼びかけていました。

一方、参政党・新人の山口誠太郎さんは6月14日に熊本市中央区で事務所開きを行いました。

参院選に向けた事務所開きには参政党の党員らが出席。党県連会長の高井千歳県議が「参院選に向けて、さらに気を引き締めて、一丸となって戦っていきたい」と挨拶したあと、山口さんが意気込みを語りました。

【参政・新 山口誠太郎氏(36)】
「国民ひとりひとりの声を届けられるのは参政党しかない。なんとしてもこの夏の選挙は勝ちたい」

このほか参院選・熊本選挙区には自民党・現職の馬場成志さん(60)も立候補を表明しています。

テレビ熊本
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