14日は東北地方の梅雨入りが発表され、これで北海道を除く全ての地域が梅雨入りし、本格的な雨の季節に突入しました。
梅雨空の下、各地では子供たちの元気な声が響きました。
あいにくの雨となった大阪・関西万博の会場です。
万博を舞台に開かれている「東北絆まつり」が2日目を迎え、東北6県を代表する「夏祭り」が披露されました。
黄金のわらじとともに登場したのは「福島わらじまつり」です。
一方「山形花笠まつり」では、あでやかな衣装に身を包んだ踊り手たちが花笠を手に踊りました。
もともとは、仙台七夕まつりの七夕飾りや青森ねぶた祭の大型ねぶたなどが万博会場をパレードする予定でしたが、雨のため中止に。
代わって、パレードとともに披露される予定だった踊りをステージで演じました。
会場には雨の中、多くの人が訪れ、伝統の祭りを一気に味わうぜいたくな時間を過ごしていました。
来場客からは「ねぶたを初めて見て、とても迫力を感じました」「かっこよかったです。実際に行って見たいというのをすごく思った」といった声が聞かれました。
14日は梅雨前線の影響で、北海道や沖縄を除き雨や曇りとなっています。
気象庁は午前11時、東北地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。
東北南部は平年より2日遅く、北部は1日早い梅雨入りです。
そんな梅雨入りしたばかりの岩手県で14日行われたのは、初夏の風物詩「チャグチャグ馬コ」です。
伝統装束に身を包んだ64頭の馬たちが、チャグチャグと鈴を鳴らしながら練り歩きました。
沿道には観光客など多くの人が集まり、きらびやかな馬コの行列に魅了されていました。
一方、新潟市では、地元の名産で夏の訪れを感じさせるスイカの収穫に、子供たちがチャレンジしました。
大きなスイカを力いっぱい持ち上げる子供たち。
中には重すぎて、1人では持ち上げられない子供もいました。
参加者は1玉3000円前後で収穫したスイカを持ち帰ることができるということです。
東京・浅草の公園では、子供たちが水鉄砲でサバイバルゲームをするイベントが開かれました。
頭の上につけた的を目掛けて水を掛け合います。
子供たちは、びしょぬれになって楽しんでいました。
15日は午前中を中心に広い範囲で雨が降り、大雨となる所もありそうで注意が必要です。