6月は環境月間です。鳥取県岩美町でごみの不法投棄を防ごうと、13日に県や町の担当者がパトロールを行いました。
このパトロールは6月の「環境月間」にあわせて、鳥取県と岩美町、それに県東部の廃棄物処理を管轄する鳥取市が毎年合同で実施しています。
職員など8人が、7月海開きを控える岩美町の浦富海水浴場の周辺など8か所を巡回、廃棄物が不法投棄されていないか確認しました。
職員:
布団が捨ててあります。
浦富海岸の展望所近くでは、道路脇の雑木林に布団などの家庭ごみが捨てられているのが見つかり、今後、土地の所有者を調べ、誰がごみを捨てたのかについても追跡調査するということです。
2024年度、鳥取県内で確認された不法投棄は72件で、過去5年間は減少傾向にあるものの今も後を絶たないのが実情です。
特に、人通りの少ない山間部や道路沿いへの投棄が大半を占めているということです。
鳥取市環境保全課 提島竹英さん:
不法投棄があると見た目が汚い、住民が困る、観光客の人にも汚い町だと印象を与えてしまう。
そういったことがないように、きれいな町であってもらいたいと思っている。
このパトロールは6月20日に若桜町でも行われます。