被爆80年の今年、小学生と大学生が自分たちの言葉で平和の大切さを伝える歌を作ります。
企画の名前は「ピースソングプロジェクト」です。
プロジェクトに参加するのは、長崎純心大学で教育や保育を学ぶ大学生と、長崎市の山里小学校の5年生です。
13日は初顔合わせです。
平和について自分たちが考えていることを話し合いました。
「永井隆が最後に残したかった言葉や平和の大切さ、戦争はどのように恐ろしいのかを、きちんと歌にのせて、被爆した人の思いをまとめていきたい」
出てきたのは原爆への恐怖、平和への希望、 戦争のない世界への願いなどです。
山里小 西村蒼太郎さん
「身近なところからでも平和を発信して、もっと大きな平和を作れたらいいなと思います」
山里小 中村成美さん
「平和への思いがもっと深まった気がしました」
長崎純心大学4年 池田野乃花さん(22)
「いろんな小学校で歌われていくような曲ができればなと、すごく思っている」
長崎純心大学4年 高野友菜さん(22) ※「高」は「はしごだか」
「いろんな県を越えたところに広がっていければ、すごくいいことなのかなと思っています」
今後、土曜日など休みの日に集まって歌詞を考えたり、歌に合わせてアニメーションも作ることにしています。
歌は11月にチトセピアホールで発表する予定です。