東北6県の夏祭りが集結する「東北絆まつり」が今年は舞台を大阪・関西万博に移し、6月13日に開幕しました。全国、そして世界から多くの人が集まる万博で、東北の復興と魅力をアピールします。

大屋根リングから少し離れた屋外アリーナが今年の祭りの舞台です。
大阪・関西万博で開幕した「東北絆まつり」。東北6県のご当地キャラに加え、万博の公式キャラクター「ミャクミャク」も登場。むすび丸とも共演しました。

宮城県 村井知事
「東日本大震災から14年が経過しました。宮城や岩手はかなり復興が進みましたが、まだまだ福島が大変な状況。どうか福島を中心に東北を応援してほしい」

これまで東北6県の持ち回りで開催してきた「東北絆まつり」。今年は全国・世界に復興を発信しようと、初めて東北以外で開催されました。宮城の「すずめ踊り」をはじめ、東北各地の夏祭りが万博会場を熱く盛り上げます。

また、東北のご当地料理を味わえるエリアも。こちらは岩手県大槌町のシカ肉を使ったジビエ料理です。ミャクミャクの帽子を被った地元・大阪の女性がアツアツの串揚げをパクリ。

来場客
「お肉が大きすぎて…串カツ食べてるのに、大阪の串カツとはえらい違うな」

東北の日本酒も提供されました。

来場客
「結構な味でございます」

6月14日と15日は「東北絆まつりパレード」が行われます。円形の屋外アリーナの中を踊り手や担ぎ手など550人が連なって練り歩きます。また、気仙沼市の伝統芸能「浪板虎舞」も55年ぶりに万博で披露される予定です。

仙台放送
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