アメリカのトランプ大統領は12日、輸入自動車に課している25%の追加関税をさらに引き上げる可能性を示唆しました。
トランプ大統領:
そう遠くない将来に(自動車への)関税をさらに引き上げるかもしれない。関税を高くすればするほど、アメリカ国内で工場を建てる可能性は高まる。
トランプ大統領は、輸入自動車に課している25%の追加関税について「自動車メーカーによるアメリカ国内への投資が加速する」として、さらに引き上げる可能性を示唆しました。
トランプ政権は4月に自動車への25%の追加関税を発動し、日本から輸入される自動車への関税は、それまでの関税と合わせて27.5%となっています。
自動車関税は、一連の関税措置の見直しを求める日米貿易交渉でも最重要議題となっていて、交渉に影響を与える可能性があります。