三重県の伊勢湾岸道・湾岸長島パーキングエリアのレストランで、漂白剤を「酢」と間違えて客に提供し、親子がのどの痛みなどを訴えていたことが分かりました。

 三重県によりますと、6月8日、伊勢湾岸道・上りの湾岸長島パーキングエリアにあるレストランで、ラーメンなどに酢をかけて食べた46歳の女性と10歳の娘が、刺激臭と喉の痛みを訴えました。

 保健所が調べたところ、酢として提供されていたのは、殺菌や漂白剤として使う「次亜塩素酸ナトリウム溶液」で、親子はすぐに吐き出しましたが、のどに炎症を起こしたということです。

 厨房に継ぎ足し用の酢のボトルと、漂白剤のボトルが並べて置かれていたため、従業員が間違えたとみられていて、保健所はレストランを営業禁止処分としました。

東海テレビ
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