地域の憩いの場をつくろうと秋田県横手市の小学校が花や緑が並ぶ庭をつくっていて、10日、児童が地域住民と協力しながら花の苗を植えました。
横手市の大雄小学校では、2023年まで学校の近くの緑化園で花を観察していましたが、閉園したため2024年から学校の敷地内に花や緑がいっぱいの庭づくりを進めています。
10日は1~6年生までの児童119人が地域住民と協力して花の苗を植えました。
2025年は黄色い花の「メランポジウム」、白い花の「日日草」、青い花を咲かせる「ブルーサルビア」に赤い花の「ジニア」の4種類、計500鉢分を植えました。
地域住民と交流もできる憩いの場所として、庭は大切な場所です。
地域住民は「ちょくちょく花の咲き具合を見に来たりした。子どもとの触れ合いも期待しながら楽しみで来ている」と話し、児童は「みんなで協力してとてもきれいな花を植えられたので良かった。集まりたくなるようなきれいな花をつけてほしい」と花が咲き誇る日を心待ちにしていました。
また2025年は、法務省が進める「人権の花」の活動の1つにもなっていて、花を世話することで思いやりの心を育みます。
児童は「この学校がもっと良くなってほしい。思いやりがある学校になってほしい」「花の世話をしてみんなに優しくできる人になりたい」と話していました。
花は8月下旬から秋にかけて見頃を迎えます。