2024年11月から12月にかけて、長崎市の40代の女性などから金をだまし取った疑いで、千葉県にある建設会社の同僚の男ら3人が警察に逮捕されました。
詐欺容疑で逮捕されたのは、千葉県市原市の会社員 比嘉優樹 容疑者(29)と、山口県岩国市の会社員 八角郁也 容疑者(26)、それに、千葉県市原市の会社員 釜道政太郎 容疑者(28)です。
長崎県警によりますと、比嘉容疑者と八角容疑者は共謀して、2024年12月末ごろにマッチングアプリで知り合った長崎市の40代の女性に「消費者金融の金を返済しなくてもいい。減免申請をやってみないか」などとうそを言い、現金あわせて100万円をだましとった疑いが持たれています。
金を振り込んだ後に男らと連絡が取れなくなったことから、女性が警察に被害を届け、事件が発覚しました。
その後の調べで比嘉容疑者と八角容疑者は、釜道容疑者と共謀して、諫早市の20代のパート従業員の女性からも現金43万6000円と、電子マネー総額47万円相当を複数回に分けて送金させ、だまし取った疑いも明らかになりました。
警察は、防犯カメラの映像などで容疑者らが千葉県のコンビニエンスストアでだまし取った金を引き出しているのを見つけたことがきっかけで容疑者の特定に至り、逮捕につながったということです。
3人は、千葉県の同じ建設会社の同僚だということです。
警察は認否については明らかにしていませんが、他に共犯者がいる可能性も視野に捜査しています。