完売に30分かかりませんでした。

11日に県内のドラッグストアで備蓄米が販売され、多くの人が買い求めました。

客から聞かれるのは米の安定供給を期待する声です。

開店1時間前、佐世保市のドラッグストアに備蓄米が入荷されました。

福岡市に本社を置くコスモス薬品は2022年産の備蓄米1万1000キロを11日、県内46店舗で販売しました。

5キロ入りで1980円で、この店には40袋が並びました。

コスモス薬品 店舗運営部 田原和幸 エリア長
「やっと消費者にお届けできる。嬉しい、待っていた」

KTN記者
「開店時間になりました。続々とお客さんが入店しています」

販売量が少ないこともあり、混乱を避けるため事前に告知はされませんでしたが、毎日チェックに訪れていた客もいたということで、備蓄米は次々に売れていきます。

お客
「いいですね。水を多めに入れて炊く」

お客
「安心感がある。もう買えないかと思ったが、5キロあれば3週間持つ」      
 
お客
「連動して他の米も安くなると助かるが生産者のことは心配」       
 
コスモス薬品は随意契約で放出された備蓄米2万トンを確保していて、精米作業を急ピッチで進めているということです。

KTN記者
「開店から22分で40袋全てが売り切れました」

田原和幸 エリア長
「精米が追いつき次第、随時入荷する。慌てずに購入してほしい」

こちらのドラッグストアチェーンでは今後、客がいつでも備蓄米を購入できるよう、販売態勢を整えていくことにしています。

テレビ長崎
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