アメリカと中国の閣僚級による2日目の貿易協議がイギリス・ロンドンで始まりました。
中国によるレアアースの輸出規制などを巡り、両国がどこまで歩み寄れるかが焦点です。
アメリカ・ラトニック商務長官:
協議はきのう一日中やり、きょうもその予定だ。順調に進んでいて、多くの時間を共に過ごしている。
2日目となる米中貿易協議が行われるロンドンの会場には、10日午前、アメリカのラトニック商務長官が笑顔で入っていきました。
また、中国側からは王文濤商務相が無言で会場入りしました。
アメリカ側は中国によるレアアースの輸出規制をやめるよう求める一方で、中国側はアメリカの高い関税措置や半導体の輸出規制の撤廃などを求めるものとみられ、両国の対立緩和につながるか注目されます。