トヨタ自動車はグループのトラックメーカー、日野自動車と三菱ふそうトラック・バスとの経営統合を発表しました。

 トヨタなどは10日午後7時から都内で会見を開き、日野自動車と三菱ふそうトラック・バスが来年4月1日に経営統合することで最終合意したと発表しました。

 トヨタは両社を傘下に置く新たな持ち株会社の株を25%保有しますが、日野はトヨタの子会社から外れることになります。

 経営統合によってトラックの自動運転やEV化などの技術開発を促進するとしていて、トヨタの佐藤恒治社長は「両社の得意領域を伸ばし商用車の未来のために力を合わせる」と話しました。

 また、佐藤社長は三菱ふそうの現在の親会社ダイムラートラックと大型の水素自動車の研究開発を協力して進めていく方針も明らかにしました。

 一方ランドクルーザー250などを生産している日野自動車羽村工場はトヨタへ売却・移管されます。

東海テレビ
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