2033年に迎える伊勢神宮の「式年遷宮」で使う、「御樋代木(みひしろぎ)」と呼ばれる御神木が2025年6月10日、三重県伊勢市の度会橋に到着しました。

 降りしきる雨の中、お木曳車に乗せて引いて歩く「陸曳」という伝統的な方法で運び出されました。

 参加した400人の市民らは、「エンヤー」という掛け声にあわせながら2本の綱を引っ張り、外宮までのおよそ2キロの道のりを練り歩きました。

 外宮に到着した御神木は見物客によって拍手で迎えられ、その後、神職らによって外宮内にある五丈殿に納められました。

東海テレビ
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