G7伊勢志摩サミットの会場としても使われた、三重県の老舗ホテルで食事をした客が体調不良を訴え、ホテルは6月10日、レストランの営業を休止すると発表しました。

 運営する近鉄・都ホテルズによりますと、8日夜、「志摩観光ホテル ザ ベイスイート」のレストランで、夕食を食べた宿泊客15人が、嘔吐や下痢などの体調不良を訴えました。

 15人はフレンチと和食のレストランいずれかで食事をしていて、このうち3人は救急搬送されましたが、いずれも回復に向かっているということです。

 ホテルは2つのレストランとラウンジの営業を当面のあいだ休止し、保健所に食材を提出して、原因の特定を進めているとしています。

 志摩観光ホテルは2016年のG7伊勢志摩サミットの会場となったほか、多くの皇族の宿泊先としても使われる名門ホテルとして知られています。

東海テレビ
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