トヨタグループからの買収提案を受け入れることを発表した豊田自動織機は2025年6月10日、株主総会を開きました。
豊田自動織機は、トヨタグループからのTOB=株式公開買い付けの受け入れを発表していて、買い付け価格は1株1万6300円、成立すれば上場廃止となる見通しです。
経営の自由度を高めて成長を図る狙いで、株主総会で伊藤浩一社長が理解を求めた一方、株主からはより丁寧な説明や価格の妥当性について、質問や意見が相次ぎました。
株主:
「株主に対してちょっと強引かなと」
別の株主:
「ずっと株主でいたいという気持ちはみんな持っていると思うんですよね。豊田自動織機としてはこれからもっと成長していくと思うので、それは期待したいです」