北海道南部の厚沢部町で6月9日夕方、民家のすぐ近くにクマが出没したとの目撃情報があり、警察や町が警戒を強めています。
9日午後7時ごろ、厚沢部町本町にある神社の階段付近で、体長1メートルほどのクマを見たとの通報がありました。
駆けつけた警察が周辺を捜索しましたが、糞や足跡などのクマの痕跡は見つからず、現在までに被害も確認されていません。
現場は一般住宅から約20メートルの距離で、近くには小学校もあることから、警察と町は住民に外出時の注意を呼びかけています。
厚沢部町では1週間ほど前にも、今回の現場からおよそ800メートル離れた国道沿いで、体長約1メートルのクマの目撃情報がありました。