10日午前、福岡県古賀市の高校で、15歳の男子生徒が同じクラスの生徒の首に包丁を突きつけて脅迫したとして現行犯逮捕されました。

暴力行為処罰法と銃刀法違反の現行犯で逮捕されたのは、古賀市の高校に通う1年の男子生徒(15)です。

粕屋警察署によりますと、この男子生徒は10日午前9時半ごろ、古賀市の高校の教室内で、同じクラスの男子生徒(16)の背後から首に腕を回して掴み、手に持った包丁を首付近に突きつけて脅迫しました。

被害生徒にケガはありませんでした。

事件当時は授業中で、逮捕された生徒が突然立ち上がり、被害生徒の後方から包丁を突きつけたため、教員らが説得して包丁を降ろさせ、取り押さえたということです。

包丁は刃渡り約15センチで、男子生徒が自宅から持ってきたものでした。

調べに対し、逮捕された生徒は「被害生徒が授業中に私語をしたり授業を妨害することがあり、うっぷんがたまっていた」「退学になって他の高校に行きたかった」などと話しているということです。

テレビ西日本
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