9日嘉手納弾薬庫にある県の不発弾保管庫で爆発があり、自衛官4人が病院へ運ばれました。
4人はけがをしていますがいずれも命に別条はありません。
與古田遼記者:
嘉手納弾薬庫内にある不発弾の保管庫です。現在、自衛隊などが爆発の原因などを調べています
9日午前11時過ぎ、読谷村親志の嘉手納弾薬庫内にある県の不発弾保管庫で「小規模爆発があり4人がけがをした」と消防に通報がありました。
この爆発で陸上自衛隊第101不発弾処理隊の20代の自衛官が左頬と右腕に擦り傷、40代の男性自衛官が左手にやけどをしたほか全員耳が聞こえにくくなり病院で治療を受けています。
自衛官4人は保管庫の外に設置されたテントで不発弾のさびを取る再識別作業を行っていたところ爆発したということです。
沖縄県の不発弾保管庫は、回収された不発弾を保管する施設で、自衛隊が不発弾の管理や搬入・搬出を行っています。
県庁を訪れていた読谷村の石嶺村長にも事故の一報が入りました。
石嶺伝実読谷村長:
非常に心配しています。情報収集してるところでございまして、一報が入りましたけど、詳細についてはまた連絡があるということで
事故を受けて玉城知事は「事故の原因について引き続き情報収集を行うとともに、一つでも多く不発弾が回収されることを政府に求めていく」とコメントしました。