明治安田J2リーグで18試合を消化し、現在12位につける北海道コンサドーレ札幌は6月9日(月)、ブラジルのシャペコエンセから身長181cmのFWマリオ・セルジオ選手(29)を完全移籍で獲得したと発表しました。

 チームの強化を担うフットボール部の竹林京介部長(49)は、4月に開かれたサポーターズミーティングで得点力不足を課題にあげ、「決定力があり、攻撃の起点となるストライカー」の早期獲得を明言。鈴木智樹スカウト(40)を海外派遣するなど調査を進め、FIFAクラブワールドカップ開催により設けられた特別ウィンドー(6月1日~10日)の期限間際で加入にこぎつけました。

 18試合で20得点(うちFW登録選手の得点数は半数を下回る8)、1試合の最大得点は3と、”攻撃的サッカー”が鳴りを潜めている今シーズンのコンサドーレ。運命の後半戦へ、起爆剤としての活躍が求められます。

 待望の新ストライカーはクラブを通じ、「初めまして、マリオセルジオです。新たなチャレンジの機会を設けて頂き、ありがとうございます。子供の頃から海外でプレーするという夢が実現でき、嬉しく思います。早くチームに合流してサポーターの皆さんの期待に応えられるように努めていきたいと思います!そして北海道の皆さん、共に歓喜を味わいましょう!」とコメントしました。


◆FWマリオ・セルジオ
背番号:90
生年月日:1995年9月2日(29歳)
出身地:ブラジル
所属クラブ:バイーア―ボタフォゴSP―ボタフォゴPB―レモ―ボタフォゴPB―フルミネンセ―ミラソウSC―パイサンドゥSC―シャペコエンセ(すべてブラジル)

北海道文化放送
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