長崎市の平和公園で被爆者や被爆二世などが集まり、核兵器のない世界の実現に向けて行動を呼びかけました。
雨の中、平和への願いを込め、被爆者や被爆二世、観光客などが鐘を打ち鳴らします。
9日の「反核9の日座り込み」には約80人が参加しました。
ロシアや中国でミサイルなどに核弾頭の搭載が進められていることや、中国に対抗するため日本の防衛費を増額するよう求める声などに参加者は危機感を示しました。
県平和運動センター被爆連 川野浩一 議長
「地球上の人類を何回殺しても有り余る数の兵器が残っている」「私たちが生き延びる道とは何か、それは戦争も核もなくす、これ以外に私はないと思っている」
9日は広島の被爆二世も参加しました。
広島から参加 被爆二世 出山ひさ子さん
「被爆者の思いや、世界の核に対する思いに向き合う時間が毎月あるのはすばらしいことだなと。広島ではしていないので学びにつながった」
参加者は軍拡ではなく、核兵器のない世界の実現に向けて 団結しようと改めて誓っていました。