夏の参院選、富山選挙区に国民民主党から立候補する新人・庭田幸恵さんの事務所開きが行われました。

立憲民主党県連の幹部も出席し、「事実上の推薦候補」として結束する考えを示しました。

8日富山市内で行われた後援会事務所の開所式には、国民民主党の支援者のほか、支持母体である連合富山の関係者や立憲民主党県連の幹部が集まり、庭田さんが意気込みを語りました。

*国民民主党新人 庭田幸恵氏
「この夏は、必ずもっともっと手取りを増やす夏にしたいと思ってます。逆転の夏頑張ります」

また、今回の参院選で独自候補の擁立を断念した立憲民主党県連の山登志浩代表が来賓として挨拶し、庭田さんの選挙応援に回ると宣言しました。

*立憲民主党県連 山登志浩代表
「最終的には庭田さん、私たちの立場でできることを最大限やらせていただく。そのことを固くお誓い申し上げる」

「勝ち抜こう、勝ち抜こう勝ち抜こう」

式のあと、山代表は、庭田さんを党として「支持」はしないものの、「事実上の推薦候補」として街頭演説などで応援するとしました。

*立憲民主党県連 山登志浩代表
「反自民を掲げる庭田さんであれば、立憲民主党の支援者の皆さんのご理解をいただけるのではないかと大局的に判断した。組織として推薦、支持はしませんが、しっかりと選挙運動をして事実上の推薦、支持の候補という形で対応していきたい」

参院選富山選挙区には、このほか、自民党現職の堂故茂さん、共産党新人の坂本洋史さん、参政党新人の田保智世さんの3人が立候補を表明しています。

富山テレビ
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