1枚の写真から街を再発見!兵動大樹の今昔さんぽ。
■まるで“ヴェネチア”水路と行き交う舟の写真
1980年(昭和55年)に大東市で撮影された写真には、水路と行き交う舟が写っています。
いったいどこで何をしている写真なのか?兵動さんが探ります。
■たまごサンドとコーヒーをいただきながら聞き込み
聞き込みをしようと寄った住道本通商店街の「GIFT」という障害者の方の就労支援施設で、オーナー・白井京子さんの勢いに押されながら、自慢のたまごサンドとスペシャリティコーヒーをいただきました。
おいしくいただいた後に、白井さんに写真を見てもらうと「これ御領(ごりょう)」と即答。農作物を運ぶための舟と水路があったそうです。
■「御領せせらぎ水路」保存会の皆さんはとても元気
歴史を感じる街並みが残された御領をしばらく歩いていると水路があり、「御領せせらぎ水路」というのぼりが立っています。
ちょうど舟の掃除をしているという「御領せせらぎ水路保存会」の皆さんと出会うと、次々と昔の水路や舟の話がでてきました。
御領は四方八方に水路が張り巡らされていました。昔はレンコン畑があり、それが水田に替わったあとも、水路の役割は変わらず続いていたそうで、舟を利用して米などを運んでいました。
道路は狭く車が通れず、水路が道の役割をしていて、一家に一艘(そう)舟があったそうです。寝屋川を経由して大阪市内へ行くこともできたといいます。
90年代後半から始まった区画整理により、水路もほとんどが埋め立てられ、現在ほんの一部が残るだけとなっていますが、御領の歴史を後世に伝えるため、保存会の皆さんが活動を続けています。
保存会の皆さんのご厚意で、兵動さんも特別に舟乗り体験をさせてもらいました。
頭を低くして橋を潜り抜けた先には、神社があり、その周辺は水路の両脇に桜並木があって、春は満開の桜を舟から楽しめるそうです。
■「舟乗り体験」はいかが
【兵動大樹さん】「御領の水路。第1・第3日曜日(4〜9月)には、舟乗り体験(約10分100円)ができます。ぜひ保存会の皆さんが待っとりますので、よろしくお願いします」
▼兵動さんの今と昔を探る旅の全ては、動画でじっくりお楽しみください。
https://youtu.be/eEHg4QEz0W0
(関西テレビ「newsランナー 兵動大樹の今昔さんぽ」 2025年5月30日金曜日放送)