戸隠連峰の最高峰、高妻山で6月7日、行方不明になっていた男性(68)が遺体で見つかりました。

死亡が確認されたのは神奈川県横浜市の無職の男性(68)です。

男性は、4日に単独で高妻山に入山し、帰宅予定だった翌日から連絡がつかなくなりました。

6日に家族が警察に届け出、県警ヘリが捜索しましたが発見に至らず、7日は警察や消防、地元の遭対協の14人が地上から捜索していました。

警察によりますと、7日午前10時半ごろ、標高2150mの「ヒゲスリ」と呼ばれる場所から約150m下の斜面に倒れている男性が見つかり、県防災ヘリが収容。死亡を確認したということです。

男性が歩いたとみられる「ヒゲスリ」は稜線に出る手前の傾斜の強い場所で、今の時期も雪が多く残っているということです。

警察は、男性が滑落した可能性があるとみて、死因などを調べています。

長野放送
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