県内で野生生物の保護活動などに取り組む3人が、自然保護団体や国から表彰を受け、6日に県庁で伝達式が行われました。

この表彰は5月の愛鳥週間にあわせて、野生生物の保護に貢献した人や団体に毎年贈られるもので、今年は県内から3人が受賞しました。
このうち、日本鳥類保護連盟から表彰された宮原明幸さんは、日本野鳥の会佐賀県支部の支部長として、絶滅危惧種に指定されているカモメ科の渡り鳥・コアジサシの繁殖しやすい環境を整えているほか、県内の小中学生向けにバードウォッチングや学習会を行うなどして、野鳥の保護活動や啓発活動に取り組んでいます。

【日本野鳥の会・佐賀県支部 宮原明幸支部長】
「野鳥に触れるとか自然に触れるっていうのは情緒豊かな子どもが育ちます、自然をやっぱり今愛して、そして守っていく、そういう子どもたちに育ってほしい」

宮原さんはバードウォッチングをきっかけに野鳥が好きになり、30年以上野鳥を追いかけている。

サガテレビ
サガテレビ

佐賀の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。