6月2日午後3時30分ごろ、函館市桔梗町の林業試験場の敷地内で、小学生2人が「クマのような動物を見た」と職員に伝え、目撃情報が110番通報されました。
小学生2人が試験場の敷地内を歩いていたところ、約100メートル先に体長1メートルと50センチほどの2頭の動物が林の中を歩いているのを目撃。その後、動物は敷地の南東にある林の中へ姿を消したということです。
小学生から話を聞いた林業試験場職員からの110番通報を受け、警察や市職員が現場に駆けつけましたが、足跡や糞などの痕跡は確認されず、被害も報告されていません。
目撃した小学生の証言をもとに、警察はクマの可能性が高いとして、近隣住民に注意を呼び掛けながらパトカーでの警戒活動を行いました。
現場は一般住宅からわずか150メートルと近く、幼稚園などもあり、警察は翌3日も通学時間帯に警戒を続ける方針です。