「活字文化議連」の与野党の議員らが2日、“本の街”で知られる東京・千代田区の神田神保町を訪れ、書店街を視察した。
100以上の書店がある神保町で視察をしたのは、議連会長の自民党・上川前外相や松野前官房長官、立憲民主党の笠国対委員長ら。
夕方から書店街を歩いて巡り、4代続く老舗の古書店やワインを楽しめるユニークな書店などを訪れ、店主らから話を聞いたり、店内の書籍を手に取るなどした。
視察後、記者団の取材に対し、上川氏は神保町の書店街を「日本の知のプラネタリウム」と表現。
そして、神保町の事例も生かし、全国の書店が「やっていきたいと思うことを応援できるよう取り組んでいきたい」と語った。
書店の全国的な減少や読書離れの流れを受け、議連は、DX(デジタルトランスフォーメーション)で在庫を効率的に管理して書店の負担を軽減する案などを提案している。