岩手県高校総体のバレーボール競技は、6月1日、男女の決勝戦が行われました。
このうち、男子は盛岡南と不来方が統合しこの春開校した南昌みらいと、一関修紅が対戦しフルセットまでもつれ込む接戦となりました。

男子決勝は、1月の新人戦で優勝している一関修紅と、統合後初出場で初優勝を目指す南昌みらいのインターハイをかけた試合。

第1セットは終盤まで互角の展開でしたが、先にセットポイントを迎えたのは南昌みらいでした。

後がない一関修紅はここから反撃に出ます。レフトから内村、ライトから七木田と、2年生コンビが左右からスパイクを決めるなど4連続ポイントで一気に逆転し、このセットを奪います。

続く第2セットは南昌みらいのペース。
ミドルブロッカーの上野に、オポジットの松浦などがブロックを決め主導権を握りこのセットを奪い返します。

勝負の第3セット、中盤までは一関修紅が優位に試合を進めますが、南昌みらいも粘りを見せ23対22と1点差まで詰め寄ります。

しかし、最後は一関修紅が自力を見せ南昌みらいとの接戦を制しました。
一関修紅は3年ぶり14度目の優勝です。

一関修紅(3年) 吉田史温主将
「選手のみんなが前半から自分たちのムード作ってくれて良かった。全国の舞台で自分たちのチームカラーの赤の元気を引き出して活躍したい」

優勝した一関修紅は7月に開幕するインターハイに出場します。

岩手めんこいテレビ
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