【開新高校1年 古閑大和選手】
「初めての高校総体なので緊張しています」「連戦は初めてなので、疲れとかに
どう対処するべきなのかまだ分からないんですけど、頑張っていこうと思います」
開新高校1年の古閑大和。中学時代、全国大会で15歳以下の日本一を勝ち取り、
高校の舞台でも活躍が期待されています。
幼いころから二人三脚でボクシングを教えてきたのは祖父の古閑宏二郎さん。
宏二郎さんは女子プロゴルフ元賞金女王、古閑美保さんの父で大和は美保さんの
甥に当たります。
【5月30日】
4日間にわたるトーナメントを勝ち上がり、大和は1年生ながら52キロ以下のフライ級・決勝戦までたどり着きました。
【49キロ超~52キロまで】
相手はこの階級の強豪で全国大会の経験も豊富な東海大星翔の3年生大山龍成です。
【ゴングSE】
試合は序盤から両者が激しい打ち合いを展開。
大山は接近戦で。一方の大和は中間距離でそれぞれ有効打を当てていきます。
中盤から後半にかけては要所で大山の巧みな左ボディーがヒット。
大和も得意の左ストレートを軸に反撃する展開で場内は大歓声に包まれます。
熱戦の行方は5人のジャッジによる判定にゆだねられます。
【場内アナウンス】
「ただ今の試合は、赤コーナー東海大星翔・大山龍成選手…」
【開新高校 古閑大和選手】
「(高校は)スピードとかスタイルもレパートリーが多くてボディーも良いの(パンチ)をもらったので(相手が)うまかった」「1位を取りたかったんですけど2位という悔しい結果で、来年は勝てるように頑張りたい」
優勝した東海大星翔の大山龍成選手はインターハイへの切符を手にしました。
そのインターハイ全国高校総体、今年は中国地方を中心に7月23日から行われます。