高校生アスリートの祭典・愛媛県高校総体が2日までの3日間、県内各地で行われました。全国大会・インターハイを目指して、高校生たちが輝きを見せました。

2日までの3日間、ニンジニアスタジアムで行われた陸上。男子100m決勝には、予選で県高校記録10秒42をマークした済美の2年生・井手が出場しました。スタートは出遅れたものの、後半スピードに乗った走りで見事優勝。県記録には惜しくも届きませんでしたが、6月の四国総体でこの種目でのインターハイ出場を目指します。

済美高校・井出友郎選手(2年):
「去年(の四国総体)はそうでもない結果で予選落ちで終わってしまって、すごい情けない結果だったので、今年こそは入賞して賞状を愛媛県にもって帰りたいと思います。」

新体操女子の個人で2025年の選抜大会で、日本一に輝いた絶対女王・島崎ももが実力を発揮。躍動感ある演技を見せ、フープ・リボン・個人総合で3冠。1年生から県総体3連覇という快挙も打ち出しました。

島崎もも選手:
「県総体で優勝したからには、ちゃんと責任を持って、インターハイでは優勝できるように日々コツコツ一生懸命練習していきます。」

県総合運動公園で行われた相撲の団体戦。2連覇を狙う野村は南予地区予選2位の渡邊や予選1位の大将・兵頭央脩らが、圧巻の取り組みを見せました。南宇和・宇和島水産と総当たりのリーグ戦で一番も落とさず全勝。2年連続全国の切符をつかみました。

そして県武道館での柔道個人戦決勝。女子70kg級では宇和島東の伊藤がFC今治明徳の2年生・兒山相手に返し技で一本勝ち。強豪・宇和島東が男女で4階級を制覇しました。また、こちらも強豪の新田高校。男子66kg級では、2024年にケガで出場できなかった3年生の菅野が2年ぶりに決勝の舞台に。2023年は1年生ながらインターハイで3位に輝いた本命が見事な一本背負いで優勝。新田も4階級を制覇です。

新田高校・菅野駿選手:
「怪我して今まで思うような柔道ができなかったので、決勝一本、きれいに投げられてうれしかったです。全国では高校に入ってから優勝できていないので、日本一目指して頑張りたいと思います。」

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テレビ愛媛
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