農林水産省は備蓄米の随意契約について、町のコメ店向けの枠が上限を超える可能性があるとして、申し込みの受付を6月2日に一時休止すると発表しました。

2021年産の備蓄米の随意契約では、中小のスーパー向けに6万トン、町のコメ店向けに2万トンの枠がそれぞれ設定されています。

5月30日から申請を受け付けましたが、農水省によりますとメールでの受付件数が約1300件に上ったということです。

このため、コメ店向けの枠(2万トン)が上限を超えている可能性があるとして、農水省は2日午後5時で申し込みの受付を一時休止すると発表しました。

こうした中、小泉農水相は1日午後、備蓄米の販売を開始した流通大手の「イオン」と大手ディスカウントストア「ドン・キホーテ」の店舗を視察することにしています。

フジテレビ
フジテレビ

フジテレビ報道局が全国、世界の重要ニュースから身近な話題まで様々な情報を速報・詳報含めて発信します。

経済部
経済部

「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。
世界的な課題となっている温室効果ガス削減をはじめ、AIや自動運転などをめぐる最先端テクノロジーの取材も続け、技術革新のうねりをカバー。
生産・販売・消費の現場で、タイムリーな話題を掘り下げて取材し、映像化に知恵を絞り、わかりやすく伝えていくのが経済部の目標。

財務省や総務省、経産省などの省庁や日銀・東京証券取引所のほか、金融機関、自動車をはじめとした製造業、流通・情報通信・外食など幅広い経済分野を取材している。