農林水産省は備蓄米の随意契約について、町のコメ店向けの枠が上限を超える可能性があるとして、申し込みの受付を6月2日に一時休止すると発表しました。
2021年産の備蓄米の随意契約では、中小のスーパー向けに6万トン、町のコメ店向けに2万トンの枠がそれぞれ設定されています。
5月30日から申請を受け付けましたが、農水省によりますとメールでの受付件数が約1300件に上ったということです。
このため、コメ店向けの枠(2万トン)が上限を超えている可能性があるとして、農水省は2日午後5時で申し込みの受付を一時休止すると発表しました。
こうした中、小泉農水相は1日午後、備蓄米の販売を開始した流通大手の「イオン」と大手ディスカウントストア「ドン・キホーテ」の店舗を視察することにしています。