サッカーのヨーロッパチャンピオンズリーグでフランスのパリ・サンジェルマンが初優勝しました。パリ市内では一部の人らが暴徒化し294人が身柄を拘束されました。
ヨーロッパチャンピオンズリーグの決勝は5月31日、ドイツ・ミュンヘンで行われ、フランスのパリ・サンジェルマンがイタリアのインテル・ミラノに5ー0で大勝し、初優勝を果たしました。
6月1日未明にかけ、大勢のサポーターがパリ市内の中心部シャンゼリゼ通りに集まりました。
こうした中、一部の人らが暴徒化し、警察官と激しく衝突しました。
また、現地メディアによりますと、市内では車が燃やされた他、スーパーやブティックなどの窓ガラスが割られ店内の商品が略奪されました。
さらに、フランス南東部のグルノーブルでは、群衆に車が突っ込み、4人が重軽傷を負いました。
パリと周辺地域では約5400人の警察官が配備され対応にあたっていて、現地午前2時(日本時間9時)までに294人が身柄を拘束されました。
市内の騒ぎは夜通し続いていて、被害はさらに広がりそうです。
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