福井県大野市の越前大野城周辺では、町並み散策が一層楽しくなる軽食やスイーツが続々と登場しています。地元食材を生かしたおにぎりや名水百選の御清水を生かしたわらび餅など、大野の街並みの魅力とともにお伝えします。


大野市のシンボル、越前大野城。400年以上続く城下町は北陸の小京都と言われ、さまざまな店が並んでいます。
  
この大野城周辺の店では2024年から「ワンハンドグルメ」と銘打って、町並み散策のお供にぴったりなグルメを押し出しています。


まず向かったのは、城下町の一角にある全国の名水百選にも選ばれた「御清水」。夏冷たく冬温かい地下水は、古くから地域の人たちに愛されています。この御清水のすぐ側にある「まちの駅お清水」で、ワンハンドグルメが提供されています。それが「田舎の三兄弟」。九頭竜まいたけ、はまなみそ、揚げ煮のおにぎり三兄弟です。


倉地恵利アナウンサー:
「マイタケおにぎりをいただきます。大きなマイタケがゴロゴロ入っているので、食感と香りと旨味がぎゅっと詰まっています」
  
大野産のコメを大野の名水で炊いた“大野のおいしい”が詰まったおにぎりです。

続いて訪ねたのは、御清水から徒歩15分のところにある「お菓子のひろせ」。手作りの和菓子、洋菓子、何でもそろう“町のお菓子屋さん”です。
 
こちらで味わえるワンハンドグルメが「食べる名水餅」。大野の名水とほんの少しの砂糖を加えて作った、わらび餅です。きなこと黒糖をかけていただきます。

倉地恵利アナウンサー:
「いただきます。うわ!もうなくなっちゃった!みずみずしくて口に入れた瞬間、水のようにスッと溶けちゃいます!優しい甘みが良いですね」
  
この名水餅は、2025年4月に発売されたばかりの新作。これからの暑い季節にぴったりです。
 


ワンハンドグルメは全部で16店舗で提供されています。「越前おおのワンハンドグルメ」で検索し、食べ歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。城下町散策の楽しみが増えそうです。

福井テレビ
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