高校スポーツの話題です。インターハイ出場をかけて、5月30日は剣道競技・女子団体の県予選が鹿児島市で行われ、今週ニュースでも特集した樟南高校女子剣道部が全国への切符を掴みました。
30日、鹿児島市の県体育館で行われた剣道競技のインターハイ県予選。女子団体には14校が出場しました。トーナメントを勝ち上がった4校が決勝リーグを戦い、優勝したチームがインターハイの出場権を手にします。
注目は、この春、全国大会で優勝を果たした樟南高校。4年連続のインターハイ出場をかけて臨んだ決勝リーグ。第三試合は、錦江湾高校との対戦です。
次鋒戦で樟南が勝利し、1勝2分けで迎えた副将戦。樟南・杉田選手が、持ち味の踏み込みの強さを生かして1本を取ります。さらに、得意の小手も決まり勝負あり。この時点で樟南の勝利が確定します。大将戦は引き分けに終わり、樟南高校が2勝3分けで勝利。決勝リーグ全勝でインターハイ出場を決めました。
里心乃花主将
「うれしい気持ちと良かったという気持ち。レベルアップした自分たちが出せるようにこれから稽古を頑張って(全国でも)みんなで勝ち進んでいきたい」
猪俣征子監督
「(全国大会)春・夏連覇が狙える権利があるのは樟南高校だけなので、大会でちゃんとした成績が残せるよう頑張りたい」
また、男子団体では鹿児島玉龍高校が初優勝でインターハイ出場を決めました。インターハイの剣道競技は8月に広島県で行われます。