AIをはじめとした最新技術を使って地域活性化をはかろうと、IT大手のマイクロソフトの製品を活用できる拠点が鹿児島市にオープンしました。
このたび、鹿児島市千日町に開設したのは、「マイクロソフトベース鹿児島」です。
ソフトウェア開発会社・アンクスのオフィス内に設けられました。
人手不足の解消や働き方改革が求められる中、AIの活用や「DX」=デジタルトランスフォーメーションの推進は、その切り札のひとつになると言われています。
この施設では、地域の企業や自治体に向けてマイクロソフトの製品・サービスを活用し、AI、DX推進に向けた具体的な提案を行っていくということです。
中西沙綾記者
「マイクロソフトベース鹿児島の社内の一角です。業務課題などを抱えた中小企業の人たちが相談に訪れた際、こうしたフリースペースや会議室などでマイクロソフト製品の活用などを提案するということです」
社内では、企業や自治体の要望に応じてマイクロソフトのIT技術などを活用し、システム開発なども行っていくということです。
マイクロソフトベースの開設は全国で31カ所目、九州では3カ所目となります。
日本マイクロソフト・小林治郎常務
「きっかけさえつかめば、新しい技術を使っていただける県だと信じている。このきっかけがマイクロソフトベース鹿児島になれば」
マイクロソフトベース鹿児島では、セミナーやイベントなどを通して県内企業のDX推進を図りたいとしています。