サッカーの強豪校、松江市の立正大淞南高校1年生の野田歩選手が、16歳以下の日本代表に選出され、6月4日から福島県で開かれる世界大会に出場することになりました。
立正大淞南高校サッカー部・野田歩選手:
U-16日本代表とはいえ、サムライブルーのユニフォームを着られることを誇りに思い、立正大淞南のサッカーが、世界基準で見ても最先端であることを証明するためにも、覚悟を持って戦ってきます。
先生や在校生を前に決意を示したのは、立正大淞南高校サッカー部1年生の野田歩選手です。
6月4日から福島県で開かれる16歳以下の世界大会の日本代表に選ばれました。
フォワードとしてチーム合流のため出発するのを前に5月29日朝、学校で壮行式が行われました。
在校生代表:
より自分自身が成長できるチャンスです。日本の勝利に貢献できるよう頑張ってください。
野田選手が出場するのは「U-16インターナショナルドリームカップ2025JAPAN」。
日本など4か国が出場し、総当たりのリーグ戦で優勝を争います。
今回、日の丸を背負うメンバー20人のうち、18人はJリーグチームのユース所属。
高校のサッカー部活動から選出されたのは、野田選手など2人だけです。
野田選手は松江市出身、小学3年生の時にサッカーを始め、中学に入ると淞南高校の下部組織「FC tentar」に加入し、実力を磨きました。
4月には、5歳上の兄もプレーした、憧れの淞南高校サッカー部に入りました。
立正大淞南高校・南健司総監督:
最初からずっと上手かったので。こっちが何したっていう訳でもないですから。全てが高水準にある。あと、感覚的な部分も非常に優れているというのが彼の最大の特徴だと思います。
そのパフォーマンスに南総監督も太鼓判。
ドリブル、フィジカル、判断力、全て一級品のストライカーです。
立正大淞南高校サッカー部・野田歩選手:
(選出されて)嬉しくてたまらなかったです。見ている人に夢を与えられるように頑張っていきたいです。
野田選手が挑むのは、久保建英選手や中村敬斗選手などA代表のスター選手たちも経験した大舞台、そこでさらなる進化を遂げるのか…松江出身のネクストヒーローに期待です。