自民党の太田房江参議院議員が、次の参議院選挙への出馬を断念したため、自民党党本部は、大阪選挙区の候補者を公募すると発表しました。
一部週刊誌は大阪選挙区選出で、府知事も務めた自民党の太田房江参議院議員が、選挙を巡って別の議員に金銭の提供を持ち掛けたと報じていました。
太田議員は「事実無根のいわれなき誹謗中傷を受け体調を崩した。主治医から政治活動を継続することは断念すべきと指導を受け、出馬を取り止めた」と書面で発表しました。
これを受けて、自民党の木原誠二選挙対策委員長は、29日の記者会見で大阪選挙区の候補者を党本部主催で公募すると発表しました。
来月4日(水)が公募の締め切り日で、その後書類選考を行い、候補者を決定するということです。
大阪選挙区の候補者選考を巡っては、自民党の党本部と、大阪府連との間で対立が起きていましたが、今回の候補者選定には、大阪府連の会長・青山繁晴参議院議員も参加するということです。