アメリカの半導体大手エヌビディアが発表した4月までの3カ月間の決算は、売上高が過去最高となりました。
生成AI(人工知能)向けの半導体を手掛けるエヌビディアが28日に発表した2025年2月から4月までの決算では、売上高が前の年の同じ時期と比べて69%増え、440億6200万ドル、日本円で約6兆3900億円で過去最高となりました。
また、最終的な利益は26%増え、187億7500万ドル、日本円で約2兆7200億円でした。
フアンCEOは「世界中の国がAIを電気やインターネットと同様に不可欠なインフラとして認識し、エヌビディアはこの変革の中心にいる」とコメントしています。
一方で、トランプ政権が4月にエヌビディアのAI半導体を中国への輸出規制の対象に加えたため、最終的な利益が押し下げられたということです。