アメリカのトランプ大統領は、ロシアによるウクライナへの大規模な空爆などに不満を示し、今後2週間以内に、ロシアに新たな制裁を科すか判断する考えを示唆しました。
トランプ大統領：
数日前、交渉の最中に人々が殺されたことを私は非常に失望している。
トランプ氏は28日、記者団に対し「現在の状況に満足していない」と指摘し、停戦交渉が続く中でのロシアによるウクライナへの大規模な空爆などに不満を示しました。
また、トランプ氏はロシアのプーチン大統領が和平を望む意志があるかについて「2週間以内に明らかになると思う」と期限を示し、ロシアに新たな制裁を科すか判断する考えを示唆しました。
ただ、「停戦交渉が合意に近づいているなら、それを台無しにしたくない」とも述べ、交渉の行方を見極めるとしています。
また、ウクライナのゼレンスキー大統領が、トランプ氏とプーチン氏の3者会談を希望していることについては「必要であればそうする」と述べるにとどめています。
