5月28日、北海道蘭越町の山林にタケノコ採りに入った男性が道に迷い、入山から約6時間後に救助されました。

 一時遭難したのは蘭越町内に住む50代の男性。28日午前5時30分ごろ、蘭越町日出の山林へ1人でタケノコを採りに入りました。

 男性はその後、笹薮が生い茂る山中で道に迷い、友人にスマートフォンで「道に迷った」などと連絡していました。

 友人は山林周辺に向かったものの、男性を発見できず、午前10時30分ごろになって「山菜採りに向かった友人が迷った」などと消防に通報。

 通報後、関係者らが男性のスマートフォンに連絡を試みましたが、次第に電話が繋がらなくなっていきました。

 消防・警察が出動し、通報から約50分後に男性は止めていた車から数百メートルの山中で発見されました。男性にケガはありません。

 男性はおよそ10年ぶりに山菜採りのために入山しており、道に迷った後にスマホを落とし連絡がつかなくなっていたということです。

 警察は山菜採りの際は、十分な装備を整えて入山するよう呼び掛けています。

北海道文化放送
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