海賊をモチーフにしたゲーム「パイレーツアニメクエスト」。
オンラインストアに登場し、大人気アニメにそっくりだと波紋が広がっています。

来週、任天堂から発売予定の新型ゲーム機「Nintendo Switch2」。
徹底した転売対策で発売前から注目されています。

こうした中、任天堂のオンラインストアに登場したのが、Switch2にも対応したゲーム。
タイトルロゴの隣にいるキャラクターなどが、大人気アニメ「ONE PIECE」のキャラクターにそっくりだと話題になっています。

胸のバッテン傷、金髪やぐるぐる眉など「ONE PIECE」のキャラクターと瓜二つ。

このそっくりゲームに、SNSでは「ワンピースかと思ってすっかりだまされた」「リアル海賊版じゃない?」などの投稿がみられました。

サブタイトルは「ワンボーイの冒険と島のピース」。
ワンピースと省略することができます。

配信元となる任天堂はどう受け止めているのでしょうか。

任天堂は「本件については、既に販売停止の措置が行われたことを確認しております。お客さまの環境においても順次非表示となっていく予定です。なお販売取り下げの理由や経緯などについては、お答えしていません」とし、すでに販売停止の措置がとられているといいます。

このゲームについて、シティライツ法律事務所・前野孝太朗弁護士は「これはあのキャラクターの傷ではないかとか、顔があのキャラクターではないかというのがわかるくらいに特徴が非常に類似している。(一方で)この『ワンボーイと冒険の島のピース』というようなタイトルだけで、結構(法的な)判断が難しい部分があるのかな」と話しています。