若者の県外流出が課題となる中、優秀な人材の確保に向けて、今年度から「オフィスカジュアル」を導入した広島県警が、20年以上前から勤務時の服装の柔軟化に取り組んでいる中国電力を訪れ、意見交換しました。

県警と中国電力の意見交換会。
参加者全員、Tシャツやポロシャツなどラフな格好です。
県警は今年度から、ポロシャツやチノパンといったオフィスカジュアルでの勤務を推進しています。

警察の堅いイメージを払拭することで去年、志願者数が過去最少となった現状からの脱却を目指しています。

中国電力は、2001年から、省エネの取り組みの一環で勤務時の軽装を推奨していて、どのような服装にするかは社員の自主性を尊重しているという事です。

【県警本部総務部・井上裕基部長】
「社員が自主的な取り組みで会社側の意図を理解して具体化していることが、非常に印象に残りました」

県警は今後も民間企業との意見交換を積極的に行い、働きやすい職場づくりの参考にしたいとしています。

テレビ新広島
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